「そうだ!その通りだ!」と思う部分が多かったです。
しかし、それを文字として読んだことはほとんどなかったので、読んでいて気持ちがよかった。
以下は、共感した部分。
・「経済良ければすべて良し」という幸福感は、幻想。
・「任せてブーたれる」=過剰な依存は、自立性のない人間を育てる。
・KYと思われることを避けようとする結果、自己同一性よりも場に相応しい行動をとるようになり、解離を選ぶようになる。
・流動性の高い社会では、自分でなければならないという唯一性が問われなくなる。
・依存から自立へ。合理性から他者性へ。
新たに「そんな考え方があるのか」と思わされたのは、
「主体は(我々ではなく)場である」というテーゼ。
さらに色々と読んでいきたい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年1月23日
- 読了日 : 2023年1月24日
- 本棚登録日 : 2023年1月20日
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