最も好きな作品
このフレーズ自体はワンピースの章名から知り、まさかそのままの題名で小説があるとは思わなかった。
作品自体は黒澤明の用心棒や椿三十郎といったサムライ映画を連想させるものがあり、作者の隆慶一郎自身も黒澤同様、史実を研究し尽くすことで忠実に当時のサムライを再現しており、フィクションではあるものの本当にいた侍とはこのようなものだったのだ、と確信出来るほどの描写になっている。
杢之助の生き方は現代に生きる私にとって、本当に尊敬すべきであり目指すべき指針となった。
葉隠も同時に読んで欲しい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年3月31日
- 読了日 : 2022年4月28日
- 本棚登録日 : 2022年4月25日
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