sakibooksakiさんの感想・レビュー

一九八四年〔新訳版〕 (ハヤカワepi文庫)

著者 : ジョージ・オーウェル 高橋和久

制作 : トマス・ピンチョン 

• 早川書房 (2009年7月18日発売)

救われない話。何を読まされているんだろうか、と落ち込んだ気持ちになる。
私は無気力で、他人にも自分にも興味のない人間なのだと再確認した。
いろいろ感じることはあって、フランス革命やら、ソビエトの歴史やら、マルクス社会主義について少し勉強したが、どうもモヤモヤした感情だけ残る。

自分の力でどうしようもないことに直面し、逃げることもできない時、私は絶対に戦うことはしないんだろうな。

感想投稿日 : 2020年12月13日

読了日 : 2021年8月27日

本棚登録日 : 2020年10月26日