「世界は見えているものだけでできているんじゃない」。中学生の灯子の不思議な一年の物語。でも不思議な部分より、いじめという程ではないけれど、順番に誰かが少しだけクラスから浮いた存在になってしまう…とか、友人の心無い一言とか、日常部分の不意のリアルさが印象的でしたね。…個人的に10代というのはもう思い出したくないこと満載な時代なので、どこか痛々しい気持ちを抱えつつ読んでいました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2007年7月21日
- 読了日 : 2007年7月21日
- 本棚登録日 : 2007年7月21日
みんなの感想をみる