1913年10月13日の診察記録だけで、診察した患者数もさほどは多くないけれど外科あり内科あり往診もありでなかなか忙しそうだ。ポッツ病はティモールで初めて経験したというか実際のケースに遭遇した現在はまれな病気だけれど、それが普通に描かれていたので時代を感じた。何が何だかわからない疲労感と重大な問題に直面しては離れ深く考えては瑣事に気を紛らす、そんなことの繰り返しというのはかつて自分も経験したものだった。
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カテゴリ:
押さえるべき古典
- 感想投稿日 : 2021年4月25日
- 読了日 : 2021年4月25日
- 本棚登録日 : 2021年4月15日
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