ピレツキの「報告」はアウシュビッツの内情に関わる従来の常識を大きく覆した。例えば、収容所内では家族からの送金も認められ、その額は月30マルクか、二度に分けて15マルクずつが収容者の手に渡っていたことや、収容所内には売店があり、タバコ、サッカリン、マスタード、ピクルスなどを買うことができたこと、また収容者家族からの小包は、衣料については当初から認められ、食糧小包も1942年のクリスマス行こうは解禁されたことなど日常生活の実際が詳細に報告されている 。
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カテゴリ:
歴史・伝記(世界)
- 感想投稿日 : 2015年11月11日
- 読了日 : 2015年11月11日
- 本棚登録日 : 2015年11月11日
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