夜の鼓動にふれる: 戦争論講義

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  • 東京大学出版会 (1995年4月1日発売)
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感想 : 6

アウシュビッツ、人間はこういう非人間的なこともしうるものだということ。

世界戦争は事実空間的に世界に広がった戦争ですが、それだkでなく、近代戦争のすべての特徴を極限まで高めて、人間の世界そのものを戦争状況に呑み込んだ。つまり人間の日常生活が営まれる生活世界というものが、世界戦争という概念のうちに、たんに空間的な意味での戦争の世界化だけでなく、この意味での世界も含めて生活世界の戦争化となった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 国際関係
感想投稿日 : 2012年10月12日
読了日 : 2012年10月12日
本棚登録日 : 2012年10月12日

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