来たるべき蜂起

  • 彩流社 (2010年5月7日発売)
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いたるところで、何者かであれ、って命令が叫ばれている。その命令によってこの社会を必然のものとする病的な状態が保たれる。強くあれという命令が維持されていく。それゆえ、働くことはもちろん愛することさえもすべてがセラピー的な様相を見せているほどである。
移民がいなければ、フランス人なるものも存在しえなくなるだろうからである。
メトロポリスとは低強度の紛争が絶えまなく続く場である。
メトロポリスは戦争と完全に両立する。
環境問題が重要なのは、それが人類にはじめてグローバルな問題を提起することができたからである。グローバルな問題とはつまりグローバルな組織だけが解決策を握る問題ということ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 国際社会
感想投稿日 : 2010年8月17日
読了日 : -
本棚登録日 : 2010年8月17日

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