けものみち(下) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2005年12月19日発売)
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本棚登録 : 723
感想 : 63

著者、松本清張さん(1909~1992年)の作品、ブクログ登録は30冊目になります。


本作の内容は、次のとおり。

---引用開始

執拗なまでに民子を追い続ける久恒は、高速路面公団理事の自殺、総裁人事の黒幕が鬼頭であることを確信する。鬼頭の過去には謎と闇が多く、複雑な刑事事件にも関わっていた。鬼頭は民子の若さを吸収しながら、病床から政財界を巧みに操り続け、民子も久恒もその渦に巻き込まれてゆく。
〈けものみち〉に踏み入ったものたちの悪と情痴のドラマのなかに、日本の権力機構の裏面を抉る。

---引用終了


どのような結末になるのかと期待したが、良くわからない結末で期待外れ。
と言っても、全般的には楽しめる内容だった。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 1963年
感想投稿日 : 2023年10月13日
本棚登録日 : 2023年10月13日

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