著者、松本清張さん(1909~1992年)の作品、ブクログ登録は30冊目になります。
本作の内容は、次のとおり。
---引用開始
執拗なまでに民子を追い続ける久恒は、高速路面公団理事の自殺、総裁人事の黒幕が鬼頭であることを確信する。鬼頭の過去には謎と闇が多く、複雑な刑事事件にも関わっていた。鬼頭は民子の若さを吸収しながら、病床から政財界を巧みに操り続け、民子も久恒もその渦に巻き込まれてゆく。
〈けものみち〉に踏み入ったものたちの悪と情痴のドラマのなかに、日本の権力機構の裏面を抉る。
---引用終了
どのような結末になるのかと期待したが、良くわからない結末で期待外れ。
と言っても、全般的には楽しめる内容だった。
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1963年
- 感想投稿日 : 2023年10月13日
- 本棚登録日 : 2023年10月13日
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