展開が早くて、一気に読めた。空売りファンドというとなんか変なことをやってそうなイメージだけど、財務諸表から経営状況を読み取ったり地道に市場調査したり、これが実態に近いのであれば、結構コツコツやってるんだなと思った。
コストカッターの経営者が典型的な短期利益追求型。その堕落した行動や没落がコミカルに描かれていて、正義と悪みたいなものが分かりやすい構図だった。実際にはコストカッターだって単純な悪ではないだろうし、ファンドは悪いこともするのだろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ビジネス小説
- 感想投稿日 : 2021年8月14日
- 読了日 : 2021年8月12日
- 本棚登録日 : 2021年8月11日
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