ある有名写真家の人生を50歳から22歳までを
写真を軸にしたストーリーの作品。
「ホワイトアウト」や「奇跡の人」とはまた、テイストの全く異なりました。引き出しの多い作家さんです。
第五章からはじまとこり第一章で終わる構成の面白さはもちろんですが、各年代で変化している「写真」を捉える価値観の変遷、恋愛を含めた人間関係の変遷が、時間軸を逆に進むスタイルのせいか、じんわりと心に届いてきました。
特に40~50代の男性には、胸がぐっと熱くなってくる作品ですね。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説全般
- 感想投稿日 : 2012年7月23日
- 読了日 : 2010年5月4日
- 本棚登録日 : 2012年7月23日
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