掟上今日子の備忘録

著者 :
  • 講談社 (2014年10月15日発売)
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本棚登録 : 4007
感想 : 342

ドラマ化されるということで読んでみたが、案外サラッと読めてしまった作品。全体的には今日子さんの強い存在感を放つキャラとライトミステリーという印象。作中で起こる事件は今日子さんの不思議な能力により解決され、忘却とともに完結されるという展開。起こる事件は様々な背景があるが、ジメジメ感がないので、この読後感は今日子さんが明日になったら前日の記憶がなくなるが故にやり返さずに、やり尽くすこと、忘却によるものがあるだろう。厄介と紺藤の会話に違和感があったが、事件解決に導く今日子さんの推理力の素晴らしさ、続編も期待。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 作者 な行
感想投稿日 : 2015年10月20日
読了日 : 2015年10月20日
本棚登録日 : 2015年10月9日

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