うっとうしい(笑)
僕の10代、20代は仲間内でどれだけ周りに「うっとうしい!」と言わせるか。
そこに全てを賭け、互いに仕掛け合っていた。
本書に登場する星園詩郎が指を1本天に向ける仕草がそれ。
怒るほどではないが、五感を少し不快にさせるその刺激。
僕はドキドキわくわくながら、若い頃にしょーもないいたずらを仕掛け合っていた頃を連想させる星園詩郎の登場シーンを丹念に読んだ。
ようやく事件かな?
と感じたのも200ページ少し手前。その前フリの長さもやっぱりうっとうしい。(笑)
こんなに長い前フリいる?
肝心の推理小説としては、「そこを担いでくるか・・・」
ちょっとズルいような気もしたが、しっかり仕掛けられていたので満足。
犯人の動機が弱い気がしたのが少し残念かな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年12月28日
- 読了日 : 2022年12月28日
- 本棚登録日 : 2022年12月28日
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