戦時中、楠公信仰が流付していたことは知っていましたが、その淵源が陸軍中野学校にあったとは初めて知りました。
この本で称揚されている陸軍中野学校の「愛と誠」式インテリジェンスは、ほかの本で佐藤氏自身がその限界を指摘されていたことを申し添えておきます。
『紳士協定: 私のイギリス物語』に見られる通り、愛国心だけでは、外交官はやってられないし、やってはいけないのではないかなと思いました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
佐藤優
- 感想投稿日 : 2022年5月12日
- 読了日 : 2022年5月12日
- 本棚登録日 : 2022年3月15日
みんなの感想をみる