石山修武の設計ノート―現場の声を訊け
(和書)2013年02月22日 15:46
2003 王国社 石山 修武
磯崎新さんの『やま中』という九州博多の料理屋は興味を持った。描き方が巧いので行きたくなる。
自分でゼネコンをやるだとか、自分で建売を建設するとか、現場の声をきくというか自分で現場を指揮して設計するということなのだけれど、当たり前にも思えることだけどそれを徹底化していて面白いです。
若い時、アジアを旅するとかいいですね。
大学の設計室というもの、設計者を育てるということ、いろいろ難しいことなんだな。
この人の建築は見たことないけど興味を持った。
ただ建築家というものは徹底して常識人でなければならないらしい。自分だけで創れないしいろんな人と付き合わなければならない。他者を手段としてのみならず同時に目的として扱う・・・目的とは「自由な人格」としてとか考えて、そういう理念を持ってやっていけたらそれで生きていけたら確かに止められない職業だろう。
しかし僕みたいなアナーキズム好きにできることなのだろうか?
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- 感想投稿日 : 2020年9月26日
- 読了日 : 2013年2月22日
- 本棚登録日 : 2020年9月26日
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