初めて出会った父と息子の夏物語。お互い初体験のことばかり。すれちがったり、恥ずかしかったり、泣いたり、笑ったり。面白いのに奥が深い作品だと思った。
主人公(大和)が父親としての喜びを体験していく過程がほのぼのする。
子供(進)がしっかり者で、大和の生活を整えていくところが何とも面白い。
周りの人たちが優しく、二人の事を応援してくれていた。その温かさに胸を打たれた。
「死ぬより悲しいことは、忘れられること」
「進は子供だからこの夏を忘れるかもしれない。けど、俺は忘れない。それで今は充分だ」このフレーズが大好きで泣けた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年12月21日
- 読了日 : 2023年12月19日
- 本棚登録日 : 2023年12月21日
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