私が読む荻原浩氏作品(アンソロジー含む)の6冊目。
本書の単行本は20年以上前に書かれているので、色々と古いが、その点は問題無く読めた。
刑事コンビ(小暮と名島)がとても好ましかったし、途中で小暮が名島の代わりに組んだ津末や内藤も良かった。
所々笑ってしまうところすら有った。
しかし、最終章に頭がついて行けずに困っている。
ちょっと待って、荻原さん!
解説を読むと、評論家ですら気付かない人がいる仕掛けだと書かれている。
ということは、たぶん、私のこの困惑は、仕掛けに気付けたからこそだとは思うのだが…
いやいや、ちょっと待って、荻原さん!
著者ご本人に、「これってこういうことですよね?」と、ものすごく聞きたい。
色々とネタバレを読んでみた。
自分の解釈で、あっていた…。
ショックだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説・物語 (時代小説はこちら)
- 感想投稿日 : 2023年11月17日
- 読了日 : 2023年11月17日
- 本棚登録日 : 2023年11月17日
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