噂 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2006年2月28日発売)
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本棚登録 : 9582
感想 : 1194
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私が読む荻原浩氏作品(アンソロジー含む)の6冊目。
本書の単行本は20年以上前に書かれているので、色々と古いが、その点は問題無く読めた。

刑事コンビ(小暮と名島)がとても好ましかったし、途中で小暮が名島の代わりに組んだ津末や内藤も良かった。
所々笑ってしまうところすら有った。

しかし、最終章に頭がついて行けずに困っている。
ちょっと待って、荻原さん!

解説を読むと、評論家ですら気付かない人がいる仕掛けだと書かれている。
ということは、たぶん、私のこの困惑は、仕掛けに気付けたからこそだとは思うのだが…

いやいや、ちょっと待って、荻原さん!
著者ご本人に、「これってこういうことですよね?」と、ものすごく聞きたい。




色々とネタバレを読んでみた。
自分の解釈で、あっていた…。
ショックだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説・物語 (時代小説はこちら)
感想投稿日 : 2023年11月17日
読了日 : 2023年11月17日
本棚登録日 : 2023年11月17日

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