シャーロック・ホームズの帰還 (河出文庫 ト 10-6 シャーロック・ホームズ全集 6)

  • 河出書房新社 (2014年7月8日発売)
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5

「空家の冒険」

「ノーウッドの建築士」
ワトソンがベイカー街に戻ってきた。小さな医院を高値で買い取ってくれた若い医師ーー実は金を払ったのはホームズだったらしい。ホームズ……orz

「孤独な自転車乗り」
ヴァイオレット・スミス嬢がピアノの家庭教師をしている家から最寄駅まで自転車で走っていると、後から一定区間を自転車でついてくる男がいる。その正体を突き止めてくれという依頼。

「踊る人形」

「プライオリ学校」
閣僚の息子が寄宿学校から姿を消した。同時にドイツ人教師も自転車ごと姿を消した。寄宿学校の校長に依頼され、ホームズは調査を始める。
だが、閣僚とその秘書はあまり乗り気ではなかった。

「黒ピーター」
酔うと暴力をふるう元船長が敷地内の小屋で死んだ。小屋は船長しか立ち入らなかった。船長は株券でお金を得ていた。犯人を捜すホームズたちの前に現れたの日1人の青年だったが……。

「犯人は二人」
手紙など他人の弱味を集めて強請っては金を得ている男がいた。その男から脅されている女性を助けて欲しいと依頼が入る。ホームズとワトソンは手紙を取り戻すため男の家に侵入して?

「6つのナポレオン」
ナポレオンの像が次々盗まれては破壊されている。その矢先に起こった殺人事件。ホームズが見破った真相とは。

「3人の学生」
教授の部屋で、テストの下書きが写された。テストは間近だ。ホームズは事態の解決を依頼される。

「金縁の鼻めがね」
偏屈な学者の助手が殺された。学者は滅多に家から出てこない。ホームズは現場に落ちていた金縁の鼻めがねから、犯人の居所を突き止めた。

「スリー・クォーターの失踪」
ラグビーの有名選手が失踪した。彼は高額の遺産を貰う手筈となっていた。ホームズは彼のチームメイトから事件を解決するよう依頼される。

「アビ農園」
アビ農園の主人が殺された。妻は殴られた後に縛られ気絶していた。犯人は分からない。ホームズは事件の解決に乗り出した。

「第二の汚点」
重要な手紙が盗まれた。公開されたら戦争は避けられない。ホームズは手紙の行方を捜す。その矢先に、最も怪しいと目された男の死体が発見された。男は二重生活を送っており、犯人は男の妻だと発覚した。そして、手紙のありかはーー。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー・冒険小説
感想投稿日 : 2015年5月27日
読了日 : 2015年6月2日
本棚登録日 : 2015年5月27日

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