風味絶佳 (文春文庫 や 23-6)

著者 :
  • 文藝春秋 (2008年5月9日発売)
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本棚登録 : 3638
感想 : 352

恋愛小説・6篇収録されておりました★
うーん。なんだろう?「山田詠美ワールド」初めてだったのですが
人が人に求める複雑な想いが、こう…ぐるぐると…(意味不明ですな/爆)
読んでいて、つい主人公と共に悩んでしまうので
こう、未消化な気持ちを持ってしまったり。
しかし、はっとさせられる素敵な言葉があったり。
うーん。うーん。うーん。でもやっぱり
すっきりしないーかなぁ~…?(=▽=;うう~ん?
けれど、「風味絶佳」というタイトルに
この作品全部を通して「おおっ」と感じました★
(↑その、おおっ!は読んでもらうしかない…かな?/笑)
6篇収録されているのですがその中の
「風味絶佳」と「海の庭」は何やら好きなお話でした★
「風味絶佳」は、勝気なグランマが素敵!!!
つい私も、森永キャラメル食べたくなったし(=▽=)←ん?(笑)
「海の庭」は他と比べ、澄んだ気持ちにさせられました(笑)
「大人になって純粋な初恋をやり直す淫靡さ」というフレーズに
思わず「ふ。」と心地よい可笑しさを味わえます(=ー=)+
あと、少し気になったのは
「間食」に出てきた、とび職をしている謎の寺内青年!!!
彼が一体どんな世界を持っているのかもっと知りたかった(=▽=)
独特の雰囲気で、常に笑みを浮かべていて
どこか曲がった考えを持った、クールな青年。…気になる(笑)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2013年11月29日
読了日 : 2008年5月12日
本棚登録日 : 2013年11月29日

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