絶海にあらず 上

著者 :
  • 中央公論新社 (2005年6月1日発売)
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「藤原純友」は京都より坂東への旅で若き日の平将門との出会いを経て、四国伊予に赴任。そこで見たものは権力全盛の藤原北家権力・私欲のために生活の糧を奪われ海賊とされた海の民。純友は海に生き、海を制し中央と対峙する。有名な将門が単なる親戚との戦いの拡大であるのに対し、純友は海を制し遥かに雄大なスケールで描かれている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史:神話~室町
感想投稿日 : 2011年9月24日
読了日 : -
本棚登録日 : 2011年9月11日

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