古今東西の書物が集う墓場。移ろい行く時代の中で迷える者達。誰かが〈探書〉に訪れる時、一冊の虚は実になる。
明治20年代中頃、雑木林と荒れ地ばかりの東京のはずれに、異様な書店「書楼弔堂」が佇む。書店を舞台に月岡芳年、泉鏡花、井上圓了、勝海舟ら、江戸の面影が残る明治を生きた人々を描く新シリーズ!
(2013年)
— 目次 —
探書壱 臨終
探書弐 発心
探書参 方便
探書肆 贖罪
探書伍 闕如
探書陸 未完
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2022年5月22日
- 読了日 : 2014年5月7日
- 本棚登録日 : 2014年4月30日
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