樋口明雄祭り、継続中。
犬たちとともに山を駆けめぐり、イノシシを狩るロッタこと六田賢司。無欲で純粋なこの若き猟師の前に立ちはだかったのは、暴力団と手を握った企業による悪辣な自然破壊だった。その魔手が、身重の妻と新聞記者である兄に及んだとき、ロッタは狼犬・シオと、豪雪と蒼氷の南アルプスにたてこもる。マイナス20度の極寒の世界で、容赦なく顔を叩く地吹雪。壮絶なサバイバル戦の火蓋が切って落とされた…。
最近の作品に比べると、ヴァイオレンス度がまったく違う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本のミステリ
- 感想投稿日 : 2019年2月24日
- 読了日 : 2019年2月20日
- 本棚登録日 : 2019年2月24日
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