嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

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レビュー : 2745
たけやんさん 自己啓発   読み終わった 

心理学三大巨頭の一人、アルフレッド・アドラーの思想について書かれた対話形式の本。師走最後の一冊としては大変読み応えのあるそんな一冊だった。

人間が生きていく以上、否が応でも他者との関係なしにはいられない。その点に関してアドラーは、「自由とは他者から嫌われること」であると言い、課題を自己と他者に分け、他者の課題については最終的な決定者が他者であり、そこに自己の介入する期待・願望は不要であると説いている。であるからこそ、自分は自己の課題についてのみ考えることができ、自己の幸せを定義することによって、主観的にそこへと到達することができるのだと言える。

また、共同体への参加についても同じような考えから、自己と他者を切り離し、自己の貢献感によって、価値や意味をそこに付け加えることが可能となる。

思うに、他者は自分が思うほど、自分に関心があるわけでもなく、最終的な結果や責任についても自分が負わなければならない以上、もう少し自分本位に生きてもいいのではないだろうか。私自身も、これまでは他者への期待・願望を意識しすぎていた気もするので、この本を読み、少し肩の力を抜きながら課題を分けて捉えた上で、必要以上に執着しすぎないようにしたいものである。

レビュー投稿日
2013年12月31日
読了日
2013年12月31日
本棚登録日
2013年12月14日
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