統計学について解説する本は、いくつもあるが、統計学の概念を解説するだけで、それがどの様な場面で使われているか?あるいは使うことができるか?といったことに触れていないことが多い。
本書では、統計学な基本的な概念、回帰分析、無作為抽出などについて例を用いて解説したあと、それが活用されている場面を紹介する。一つ一つの例がとても面白い。とりわけ、医師の判断よりもコンピュータによる絶対判断の方が信頼性が高いという話と映画がヒットするかどうか、統計計算である程度予測できるという話が面白かった。
全部で400ページほどあるけど、
各章の終わりにまとめが掲載されているので、最初にまとめを読んで、気になったところだけじっくり読むという読み方をすれば、30分程度で読み終わる。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年2月22日
- 読了日 : 2012年2月22日
- 本棚登録日 : 2011年12月10日
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