心配事の9割は起こらない: 減らす、手放す、忘れる「禅の教え」 (単行本)

著者 :
  • 三笠書房 (2013年8月22日発売)
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<まとめ>
★「当たり前のこと」を大事にする
→当たり前のことを丁寧に実践することで、「今」「ここ」だけに集中する。そうすることで、余計な不安や悩みをかけないように、心が整っていく。
→ポイントは減らす、手放す、忘れる
★妄想しないこと
→「妄想」をできるだけ減らしていくと言う事
→人と比べないこと。比べようがない
★持ち物を減らす-すると、心も体も軽くなる
→自分が手にとると、思い出が巡ってきて胸が熱くなる、いただいた人の心が感じられて嬉しくなる、ほっとした気持ちになれる、元気が湧いてくる…。そういったものは大切に残しておくべきもの。
★「いい加減」を心得る
→人は自分の力量に見合ったことしかできない
→「いい加減」を知る、「いい加減」を心得る、自分の持っている「力量」のこと。そして「いい加減」を知るとは、つまりは、自分の力量を的確に把握しているということである。
★「あたりまえ」を見直す
→今ここにある幸せに気づく
→周りにある「当たり前」のことを、いちど、見直してみよう。
→「今」「ここ」にある「あたりまえ」のことにどれほど自分が支えられているか、あるいは、癒されたり、励まされたり、勇気づけられたりしているか。
★朝を大事にする-心に余裕を作る1番の方法
→最初から時間に追われ気が急いでいますから、心に余裕がない。
→「汝は12時に使われ、老僧は12時を使い得たり」→中国の諺※お前は時間に使われているが、私は時間を使いきっているぞ、という意味
★ 置かれた 場所 で 輝く - 今 やらない で いつ やる のか ?
→心から楽しめるものに打ち込んでいたら、その瞬間、瞬間を充実一生きることができます。心から迷いや不安が消えて、どんどん前向きになっていきます。
★感情に逆らわない
→それが、何者にもとらわれない姿
→「無心」でいること
→その時々の思いや感情に「動かされない」で言おうとする必要はありません。浮かぶに任せ、消えるに任せ、です。
★夜は静かに過ごす-大事な判断を夜中にしてはいけない
→禅の修行には「夜坐」といって、夜の座禅があります。
→できるだけ「何かを判断する状況を作らない」のが、心静かに夜を過ごすコツ。
→悩みが悩みを生み、わだかまりがより深まっていく、と言うところが夜の時間帯にはあるのです。
★コツコツ続ける-人の才能を羨む前に
→自分のできる努力をコツコツ続ける習慣を身に付ける。その「習慣」によって、「才能」を超えることもできる。
★「いい言葉」を使う
→言葉には、恐ろしいほどのパワーがある。
→陰口悪口で盛り上がったツケは必ず回ってくる。

<感想とやること>
★今、ここに集中する
→マインドフルネスを意識する
★悪口陰口は言わない
→自分に返ってきてしまうから

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年7月30日
読了日 : 2022年7月30日
本棚登録日 : 2022年2月6日

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