テーマは面白い。DNAミュージックを延命に活かすという観点。
しかし、人物描写がお粗末。主人公はえらくつまらない人間にしか見えなかった。
本作『パッサジオ』に関しては、もう少し丁寧なレビューを心がけるべきであったが、読んでから少し時間がかかってしまったのでレビューもお粗末。本も返却してしまった。
ただ、それなりに面白い。それなりに。
作者の『冷静と情熱のあいだ』を以前読んでいて、わりと好印象だった(ような気がする)。
そのため多少の期待を持っていたのだが、見事に裏切られた。
文章量が少なく、さらっと読める点は評価したい。
飽きて本書を置こうとする直前に終わったのだから。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2010年6月28日
- 読了日 : 2010年6月28日
- 本棚登録日 : 2010年6月28日
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