パッサジオ (文春文庫 つ 12-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (1998年11月1日発売)
2.90
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本棚登録 : 148
感想 : 16
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テーマは面白い。DNAミュージックを延命に活かすという観点。


しかし、人物描写がお粗末。主人公はえらくつまらない人間にしか見えなかった。



本作『パッサジオ』に関しては、もう少し丁寧なレビューを心がけるべきであったが、読んでから少し時間がかかってしまったのでレビューもお粗末。本も返却してしまった。




ただ、それなりに面白い。それなりに。



作者の『冷静と情熱のあいだ』を以前読んでいて、わりと好印象だった(ような気がする)。

そのため多少の期待を持っていたのだが、見事に裏切られた。






文章量が少なく、さらっと読める点は評価したい。
飽きて本書を置こうとする直前に終わったのだから。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2010年6月28日
読了日 : 2010年6月28日
本棚登録日 : 2010年6月28日

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