「ノルウェイの森」の原作となった「螢」ほか、「納屋を焼く」「踊る小人」「三つのドイツ幻想」そして「めくらやなぎと眠る女」を収録した春樹の初期短編集。
無性に春樹読みたくて短編つぶし。「めくらやなぎと眠る女」が読みたいなーと思ってたらこれに入っていたんですね。この話もまたノル森や螢みたいな片方の男が死んでる三角関係の話なんでこれがしばらく春樹のモチーフだったんだろうなあなどと思う。
「踊る小人」が怖かったですね。なんというか春樹にしてはこういうのちょっと珍しいような。あと象工場ってここが初出なのかしら。たしかショートショート集にもあったよね。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
現代小説
- 感想投稿日 : 2012年2月16日
- 読了日 : 2012年2月15日
- 本棚登録日 : 2012年2月15日
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