社会学の根本概念 (岩波文庫 白 209-6)

  • 岩波書店 (1972年1月17日発売)
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感想 : 37
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100ページ程度の本だが、読み進めるのが難しく苦労した。
他の方々もレビューしている通り、行為の意味を理解することがウェーバーの社会学の基本にあたる。
しかし、読み進めるのは難しかった。
様々な用語とその定義を説明するが、用語定義が詳細なようで甘く(私の理解不足かもしれないが)と、各用語がどう関連しているのか分かりづらかった。
行為、主観的、反射的、合理的、感情的、直接的、説明的、意味適合的、因果適合的、動機、社会的行為、純粋類型、習慣、慣習、秩序、共同社会関係、利益社会関係...などがどう関連するのか悶絶、想像しながら読むと結構長く付き合える。
本作で最も有名な社会的行為の種類(目的合理的行為、価値合理的行為、感情的行為、伝統的行為)だと思うが、それ以外にも見どころとしては多く、価格も安くコスパが良かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年9月20日
読了日 : -
本棚登録日 : 2023年9月6日

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