「レンタルフレンド」
貸し出すのは自分自身。
どうしても必要なタイミングはあるかもしれないが、実際に使った後に虚しくなる事もあるだろうな。
相手に何度も会いたい嘘でも良いと思わせれるのは、その人の技量次第だろうな。
「たぬきとキツネと恋のたい焼き」
再会した二人の想いは。
話を聞きアドバイスすることは出来るが、行動に移したのは自分自身なのだから胸を張っていいだろ。
突然姿を消してしまったのだから少しぐらいはと思うが、流石にやりすぎだろう。
「明日のおもひでフレンチトースト」
隠しておきたかった事。
本人が知らなくてもいい想い出など沢山あるだろうが、こんな悪意のない寂しい話をしたくないだろ。
いくつになったとしても、姉妹という関係は変わらないのだから仕方ないだろう。
「悪友と誓いのアラモード」
道は綺麗に舗装されて。
親に選ばれた道を進むことが悪いとは言わないが、全て選択権を委ねていたら後々困るのは自分だろ。
自分の意思を持って言動するのが嫌なのであれば、大切に軟禁状態で飼うだけだろ。
「おじさんと俺」
見知らぬ人と二人きり。
突然声をかけられるだけでも驚くだろうが、出会って数分後に甘味処にいるというのは想像できない。
相手の口が上手いだけでなく、さり気なく退路を断つやり方は流石の一言に尽きる。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年8月24日
- 読了日 : 2022年8月25日
- 本棚登録日 : 2022年8月24日
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