女子大生会計士の事件簿 DX.4 企業買収ラプソディー (角川文庫 や 37-4)

著者 :
  • KADOKAWA (2006年4月25日発売)
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感想 : 69
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女子大生会計士4巻。
今までで1番面白かったかも…ただ原点回帰風味、とのことですが会計の入門書としては自分は2巻が良かったんでないかなと思いますが。
今回は番外編風味というか、結構キャラが表に出た話が多いので凄くサクサク読めます。
特に「逆さまバレンタイン事件」は1番好き。お菓子ネタに弱いのか自分(笑)。
小売店・問屋・メーカーの関係はとっても気になっていたので興味津々でした。
んでもって「それいけ!萌ちゃん」事件。
毛利元就の大河が好きだったワタシには美味しすぎるお話。
作中の会社「毛利物産」、2世の名前が「隆也」。
大河で元就の嫡男隆元を演じたのは上川「隆也」さん。
大河だろー!と確信したのは提携会社「吉川鉄工」と「小早川製作所」。
元就の二男、三男が養子に入った家の名前です。
元就の「毛利」だったワケです(笑)。話そのものも「三本の矢」を少し意識してるっぽいのでソレもあるのでしょう。
他にもカッキーの過去?とか付録とか美味しい一冊でございました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2009年10月29日
読了日 : 2006年11月1日
本棚登録日 : 2006年11月1日

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