ヴェニスの商人 (新潮文庫)

  • 新潮社 (1967年11月1日発売)
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取り急ぎ。
1ヶ月くらいかけて読了。やはり私は読むペースが遅いけど、これでいいやこれが私だから。

数々の思惑が同時並行で展開されておもれ〜!になりました。痛快だなあ。

ただ急に訳にナイチンゲールが出てきてびっくりした。さすがに16世紀にクリミア戦争はやってないよ…それなら百年戦争のジャンヌダルクならまだしも、いやいやそれはさすがに無いんじゃなかろうか。原文どうなってるんだろう、天使とでも書かれてるのかな、調べねば。

いくらシェイクスピアと言えど彼も参考にしている物語があって、やはりすべての物語は過去のオマージュだなあ浪漫浪漫。

やはり口語のホメロスから始まるし、物語というものは口語伝承が基盤だし、演劇で観たい。演劇観に行かせてください。
ポーシャ、博識有能妻過ぎるんだけど最後の夫の尻への引きよう面白過ぎる。いや学も金も華もある彼女の夫は尻に引かれるべきだわ…

久しぶりに喜劇を読んで楽しい気持ちで読み終えられた、次は何読もうかな〜
物語に行くかエッセイというか論考に手を出すか…悩みどころ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年4月9日
読了日 : 2023年4月8日
本棚登録日 : 2021年12月14日

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