思わず徹夜してしまう物理のはなしです。物理は、世界のあらゆることを記述しており、実は身の周りの様々なところでも、その法則は関係しています。本書では、ストローやアルミ缶など私たちの身近なものを使った科学遊びから、透明人間、万有引力と質量、永久機関のはなしまでを紹介しています。
透明人間を例に出すと、この世界には屈折率というものがあり、透明人間は空気と体の屈折率が等しいから他の人からは見えなくなるというものです。また、もし透明人間が本当にいたとしても、網膜も空気と同じ屈折率だから透明人間は目が見えないと言った考察も書かれていました。
私はこの本を中学生のときに読みました。私は「物理」という単語に苦手意識を抱いていましたが、この本を読んで、「物理」って日常的な現象に関わるものなんだと思い、苦手意識がなくなりました。
物理は苦手だけれど、少しは知識を持っておきたい、苦手意識をなくしたいという人には特におすすめです。また、物理が苦手ではなく、好きな人にとっても満足できる一冊だと思います。
所蔵: 本館2階東閲覧室(自然科学系) 420.4||Sa 貸出可
H.N. 肥大した大腿四頭筋
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
サイエンス
- 感想投稿日 : 2019年6月26日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2019年6月26日
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コメント 2件
tokudaidokusho2さんのコメント
2019/06/26
tokudaidokusho2さんのコメント
2019/07/03