大学新入生に薦める101冊の本

制作 : 広島大学総合科学部101冊の本プロジェク 
  • 岩波書店 (2005年3月18日発売)
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本棚登録 : 132
感想 : 18

「教養とは何か」それは「専門的学識はなくとも、話し手の説明の中のどこが正当で、どこが不当であるかを、適切に判断することができる」能力というアリストテレスの定義が印象的。が、アリストテレスは101冊には入っていない。それは「自分の子供に読ませたい」というよくわからない基準で18世紀より前の本はカットされているからである。という事で、取り上げられている本は所謂「流行本」が混在しており、トータル的には微妙なリストになっている事は否めない。これが広島大学の限界なのかもしれないが、そういう事が判断できるようになるのもひとつの教養なのかと。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年10月15日
読了日 : 2021年10月15日
本棚登録日 : 2021年10月15日

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