真理の概念は多様性に取って代わられ、正解ではなく了解を追究するのが哲学的として、フッサールの現象学を推奨。第4章は演習問題的に、還元と本質観取を用いて、主として自由や承認について論じている。全体的に説得力はあるように思えるが、この方法論が「正解」とは限らないので、現象学そのものに対して還元と本質観取を行うという作業が必要なのではないか?という疑問は残る。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2017年6月5日
- 読了日 : 2017年6月5日
- 本棚登録日 : 2017年5月20日
みんなの感想をみる