無宗教の日本人は本来合理主義者である。その発端は無神論者である織田信長を承認した事に起因する。そして貨幣・商品経済が発展し、リアリズムを追求する事になる。ここが宗教・王室に縛られた西欧や儒教に縛られた中韓との決定的な違いである。が、明治以降、国家神道が勢力を増した時に非合理主義に陥り、国を破滅させたと。
こんな歴史観は受験の日本史じゃあ教わらない。これらの背景を踏まえると日本人がエコノミックアニマルとして拝金主義になるのは当然だなあと思わせる内容。世界における日本(人)とは何か?あらためて考えさせられる。
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- 感想投稿日 : 2013年10月17日
- 読了日 : 2013年10月17日
- 本棚登録日 : 2013年9月29日
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