裁判員のためのかみくだき刑法 (学研新書 46)

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  • 学研プラス (2009年1月1日発売)
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[ 内容 ]
ほぼすべての国民が裁判員となって人を裁く可能性をもつ裁判員制度。
この制度の下、市民裁判員は、「強盗殺人」「放火殺人」「誘拐」など、極刑も想定される罪を裁くことになる。
「市民感覚」「白紙状態」…そんな姿勢で臨んだ法廷で、彼らを待っているのは、「人を裁けるのか」という大きな苦悩だろう。
いかに人を裁くべきか?
その指針、そして大原則となるのが「刑法」である。
実例を豊富にまじえた、あまりにもわかりやすい、裁判員制度時代の刑法入門書。

[ 目次 ]
序章 裁判員にとって必要な条文はこれだけ
第1章 「罪と罰」―「罪」の世界
第2章 正当防衛と緊急避難―許された殺人、許された傷害
第3章 犯罪の故意―微妙な内面の世界
第4章 責任能力―犯罪を犯していても無罪になる世界
第5章 未遂犯と中止犯―犯罪が中途半端に終わった場合
第6章 共犯―知られざる「共謀共同正犯」の世界
第7章 「罪と罰」―「罰」の世界

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読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 学研新書
感想投稿日 : 2010年7月7日
読了日 : 2010年7月7日
本棚登録日 : 2010年7月7日

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