中国経済 あやうい本質 (集英社新書)

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  • 集英社 (2012年3月16日発売)
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[ 内容 ]
21世紀的グローバル・ジャングルの過当競争のなかで、大量のマネーを招き寄せ、バブルを起こしながら、19世紀的労働条件・生活環境を庶民に強いて、経済成長を追い求める中国。
新旧ふたつの世紀を同時に生きる中国経済の矛盾、ふくらむバブルが破裂した後に世界に及ぼす影響を当代一流のエコノミストが鋭利に分析!世界経済全体がメルトダウンを起こしつつある今、矛盾の集積地・中国と日本が共存する道を考える。

[ 目次 ]
第1章 中国バブルの構造―新旧ふたつの世紀の狭間で曲芸を続ける中国経済(欲望大国・中国の求めるフロンティア;中国は世界経済の王様になれるのか ほか)
第2章 為替切り下げ競争と人民元―存在の軽くなったお札に溺れる、にわか仕立ての中国金融(ヒト・モノ・カネの三つ巴芝居のゆくえ;「お札なんぞ、日銀がよこす絵葉書だ」 ほか)
第3章 「メイド・イン・チャイナ」の正体―グローバル市場に向かうアジアの新雁行形態(黒子の「通貨」に主役を奪われた「通商」;国籍不明の製品が世界を闊歩する時代 ほか)
第4章 動けない「ヒト」と動ける「カネ」―チャイナ・リスクはモグラたたきゲーム(華やかな上海でカラスと競う貧困者たち;モグラたたきゲームのような経済運営 ほか)
第5章 チャイナ・シンドロームと世界経済―底が抜けた世界経済の矛盾は中国で濃縮する(グローバル経済のチャイナ・シンドローム;英語で「チャイナ」は想定外の代名詞 ほか)

[ 問題提起 ]


[ 結論 ]


[ コメント ]


[ 読了した日 ]

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 集英社新書
感想投稿日 : 2014年10月9日
読了日 : 2013年9月23日
本棚登録日 : 2014年10月9日

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