[ 内容 ]
フランス文学者の著者、フランス語を母国語とする夫人、そして日仏両語で育つ令息。
三人が出合う言語的摩擦と葛藤に、新しい言語学理論を援用しつつ、独自の鋭角的な論理を展開する。
この従来の「日本語論」に対する根源的な異議申し立ては、読売文学賞を受賞し、多大な評価を得た。
[ 目次 ]
序章 パスカルにさからって
1 滑稽さの彼岸に(歓待の掟;人の名前について;海と国境;声と墓標の群)
2 「あなた」を読む(S/Zの悲劇;シルバーシートの青い鳥;倫敦塔訪問;明晰性の神話)
3 文字と革命(萌野と空蝉;海王星の不条理;皇太后の睾丸;仕掛けのない手品)
終章 わが生涯の輝ける日
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ちくま文庫
- 感想投稿日 : 2014年10月26日
- 読了日 : 2014年10月26日
- 本棚登録日 : 2014年10月26日
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