孫子 (岩波文庫 青 207-1)

著者 :
  • 岩波書店 (2000年4月14日発売)
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20190430
兵法として古典的名著である孫子の兵法。13の篇がある事を理解した。最初の3篇が大枠であり、残りは詳細に述べている構造である。
戦争時だけでなく、普段の生き方においても使えるエッセンスがたくさんある。参考にして自分に負けることのない人生を送りたい。
・事前準備。プラン。
・アクション時には臨機応変。スピード。戦わずにして勝つこと。
・自分を知り、相手を知り、計画を練る。

//MEMO//
兵法として、各所から引用される伝説的な本として読む必要がある。
・三国志
・村上海賊
・宮本武蔵
・ジョジョの奇妙な冒険
また、ビジネスも戦いであり相手がどう動くか、それに合わせて次の戦略をどう立てるかといった思考法を磨く参考にしたい。

13篇
計篇
・5事7計
・戦争の前に熟慮すべきことについて

作戦篇
・スピード
・相手のリソースを奪い利用する
・軍備、動員補充の計画

謀攻篇
・コントロール。戦わずにして勝つのが一番
・彼を知りて己をしれば百戦危うからず

形篇
・型を重視
・態勢

勢篇
・適材適所、タイミング

虚実篇
・準備の重要性
・実=準備で主導権を握り、虚=隙を突く。

軍争篇
・機先を制する
・遠近の計
・風林火山

急変篇
・対応力

行軍篇
・軍隊を進める状況
・規律の重要性

地形篇
・フィールドの状況分析

九地篇
・相手との関係、土地の状況分析
・呉越同舟

火攻篇
・火攻めのタイミング、対処法

用間篇
・合理的勝利をもたらすスパイの有効性

読書状況:積読 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年9月16日
本棚登録日 : 2019年4月29日

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