この人の作品は面白いなあ。
重っ苦しいのはわかってはいるんですが、話の展開が読めなくて続きが気になってしまいます。重さっていうのも人間の闇というか、姑息さというか、なんというか。この作家さんがご存命でないことが悔やまれて仕方ないです。これが最後の作品のようで、続くであろうシリーズの短編2作で終わってしまいます。後半に収録されている『群生』はプロットのみの作品ですが、こちらも本作として読んでみたかったなあとしか言えません。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年8月18日
- 読了日 : 2011年1月4日
- 本棚登録日 : 2012年8月18日
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