随分とまあ、官能的。
よく見たら表紙もずいぶん色っぽい。
6つの短編小説はどれも、同年代の女性が主人公ながら、微妙に感情移入できない。
すごく、おしい感じはするのだけど。
誰も彼もが性に奔放。
思うがままにすべてをさらけ出せるのは羨ましい気もするけど、実際そんな風に生きると「ストロベリー・イン・ナイトメア」にも書かれているとおり、見下されてしまうのが現実。
いっそ開き直ってこんな風に生きたら、とてつもない開放感なんでしょうか。
短編集は、元カレとそっくりというだけの理由で彼と付き合う女性だったり、恋人に風俗嬢をプレゼントして、自宅からこっそり覗き見る女性だったり、なんとも突飛。
それでいてみんなしっかり恋愛していて、その逞しさに惚れ惚れしました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本の小説
- 感想投稿日 : 2016年1月25日
- 読了日 : 2016年1月25日
- 本棚登録日 : 2016年1月25日
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