<脳と文明>の暗号 言語・音楽・サルからヒトへ (KS一般書)

  • 講談社 (2013年8月24日発売)
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本棚登録 : 140
感想 : 12
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 脳力はリサイクルされるというのが本書のテーマである。
 人間は音声言語を聴いたり話したり音楽を愉しむ。これはこれら2つが人間がもともと持っていた脳力に適合していった結果だと言う。
 音楽については動作の音、セックス、歩行などが元になっているというのが筆者の仮説だ。
 歌や楽器が上手いとはこのような動作適応度の高さを占めるものだというのが私の仮説だ。
 繰り返し動作、例えば木に登る/泳ぐなどの動作がある。これらはチカラの強弱/動作の速い遅いをリズミカルに行う。単に等間隔にする拍子ではなくグルーブに近い。うまいグルーブが作れると物理学的な効率が良くなるのでエネルギー消費量が減り生存の確立が増す。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年2月8日
読了日 : 2020年2月9日
本棚登録日 : 2020年1月26日

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