ルネサンスとは何であったのか (新潮文庫)

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  • 新潮社 (2008年3月28日発売)
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感想 : 92
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 ローマ教会が何かおかしい、から始まって400年もかけてローマ教会の支配を解放。
解放したというより、芸術科学の進歩により、ローマ教会の矛盾点が炙り出され、自滅した時代。

「神がそれを望んでおられる」が、通った、今から見たら偽りの世界。
今の世も、数百年後の人類が見たら、偽りの世界と言われる点があるのだろうか。

なお、異教徒の遺産といって、古代ローマの遺産を破壊しつくしたのが惜しい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 初回読了
感想投稿日 : 2012年11月14日
読了日 : 2012年11月14日
本棚登録日 : 2012年11月14日

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