瀬戸内海に面した小藩の郷学(藩設立の農民の子まで学習できる塾)の教授をしていた梶与五郎が隣藩で殺害される。死後与五郎の悪評がたち、これに不信を抱いた元塾生の孫六と恭平が真相解明に乗り出す。まず孫六が隣藩迄出向いて少し解っていくが孫六は殺害されてしまう。恭平はそのあとを引継ぎ、命を狙われながら度々隣藩を訪れて事件を解明していく。解明後与五郎の後を引継ぎ塾で少年少女を教える立場になる。
恭平にスポットを当てているせいか、与五郎、孫六の最後に至る経緯がサラっとしすぎており物足りなさを感じる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史小説
- 感想投稿日 : 2012年3月11日
- 読了日 : 2012年3月11日
- 本棚登録日 : 2012年3月2日
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