巨匠とマルガリータ(下) (岩波文庫)

  • 岩波書店 (2015年6月17日発売)
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『巨匠とマルガリータ』のあらすじ―――

年に一度開催される大舞踏会のため、今回はモスクワに降り立った万能の悪魔ヴォランドとその一党。彼らは作家協会やヴァリエテ劇場の関係者たちを次々と破滅させてモスクワを混乱と狂態の真っただ中におとしいれる。
彼らの最大の目的は舞踏会を成功させるために”今年の女王”を見つけ出すこと。一方、人妻マルガリータは結婚生活に倦怠をきたし最愛の”巨匠”にも去られ怏々とした日々を送っていた。そんな彼女を悪魔たちが見初め魔女への転身を願い出る。マルガリータはその提案を受け入れ魔女に変身して市井で大暴れ。そのあと舞踏会では女王として君臨、その重責を果たして式を大成功に導く。
悪魔ヴォランドはマルガリータの働きぶりへの報償として、精神病院から”巨匠”を連れ出し二人に安住の地を授ける。また、イエスの処刑を裁可したことにより二千年ものあいだ苦悩し続けてきたポンテオ・ピラトを許し、彼をイエスの元に向かわせる。ヴォランドたちは全てをやり終えモスクワを後にする。 ―――おしまい

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 外国文学
感想投稿日 : 2020年11月15日
読了日 : 2020年11月12日
本棚登録日 : 2020年11月12日

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