真保裕一「アンダルシア」外交官黒田康作シリーズ3作目。複雑に作られたプロットはロジカルで秀逸。どんでん返しありで推理小説としてのレベルは高いと思う。しかし、人間の心の動きについては首を傾げざるを得ない部分が多く。現実味に欠ける。また、この作品によって何が描きたかったのかがわからない。後味が余りよくない。
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- 感想投稿日 : 2012年5月4日
- 読了日 : 2012年5月4日
- 本棚登録日 : 2012年5月3日
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