【キーワード】
■相手の言動で本気で腹が立ったときには、相手が「権力争い」を挑んできているのだと考える。権力争いに勝っても今度は「復讐」の段階。
■「権力争い」を挑まれたときには、ぜったいに乗ってはならない。わたしは正しい、と思った時点で、議論の焦点は「主張の正しさ」から「対人関係のあり方」に移り、最終的に「だから勝たねばならない」と勝ち負けを争う。
■誤りを認める、謝罪の言葉を述べる、権力争いから降りる、これらはいずれも「負け」ではない。
■あなたに課題の分離ができていれば、上司がどれだけ理不尽な怒りをぶつけてこようと、それは「わたし」の課題ではない。理不尽なる感情は、上司自身が始末するべき課題である。すり寄る必要もないし、自分を曲げる必要はない。
■あなたのことをよく思わない人がいても、それはあなたの課題ではない。そしてまた、「これだけ尽くしているのだから、好きにならないのはおかしい」と考えるのも、相手の課題に介入した見返り的な発想。
■あなたがどんな刹那を送っていようと、たとえあなたを嫌う人がいようと、「他者に貢献するのだ」という導きの星さえ見失わなければ、迷うことはないし、なにをしてもいい。嫌われる人には嫌われ、自由に生きてかまわない。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年1月29日
- 読了日 : 2017年1月28日
- 本棚登録日 : 2017年1月26日
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