前作「星を継ぐもの」と同様、科学的議論が面白かった。特に人類の罪の起源を解き明かすところが。しかし、結局前作で残された謎ー5万年前に巨人コリエルがルナリアンと共に月にいたのはなぜかーが解明されていない。次作「巨人たちの星」で2500万年前にガニメアンがミネルヴァを去った経緯が語られるようなので、そこでコリエルの謎も解明されるのだろうか。次作はかなり分厚く、前作・今作に比べて評価もイマイチな気がするが、読むしかないか…。ちなみに、今作で出てくるガニメアンの超優秀コンピューター「ゾラック」は、これからのAIの進歩の目標になりそう。
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- 感想投稿日 : 2019年8月31日
- 読了日 : 2019年8月31日
- 本棚登録日 : 2019年8月31日
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