作品名は知っていましたが、これまで未読でした。
第1部は、貧しい農家の王龍とその一族の運命の変転が描かれました。不作の影響で餓死しかけ、一度は故郷を後にしますが、土地を手放さなかった王龍は再び故郷へと帰り、大地主として成功しました。しかし豊かになっても、家族には問題が多く、年老いた王龍の心が安まる日はありません。
この巻では、極限状況の中でも生き延びようと努力する王龍たちの姿が心に残りました。その心の支えになったのは、彼が故郷に残してきた土地でした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年2月24日
- 読了日 : 2024年2月24日
- 本棚登録日 : 2024年2月24日
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