群青 (小学館文庫 み 10-1)

著者 :
  • 小学館 (2009年5月8日発売)
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本棚登録 : 374
感想 : 31
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図書館で。
恋愛小説は読んでいて疲れるなぁ…という感想。
個人的にはリュウジさんがあまり好きになれずに終わったので色々辛かった。これ、映像が先みたいだから好みの俳優が演じていたら違う感想なのかもしれないけど…

ピアニストの彼女も別に子供産まなくてもよかったんじゃないかなぁ…と情緒のない自分は思ったりもする。ダンナも子供も苦労するし自己満足でしかないと思うんだけど死期が近づくと遺伝子を残さないと…と言う本能的欲求が強くなるのかしらん?そして彼女の家族が結婚についてリュウジさんを責めるのは間違ってると思うけどその娘の扱いについてはあながち間違いでも無かったのかもしれないなぁ。娘が死んでさらにその忘れ形見の娘とも会わせないとか…それはちょっと酷いんでないの?と思ってしまう(けどまあそこが書きたい話ではないだろうから軽く流して終わってるんだろうけど)

一也君もなんか行きあたりばったり過ぎてちょっと当惑。子供のころは鷹揚な感じの懐が深い男の子なイメージだったのに青年になったら色々とガッツキすぎだろう、うん。
危ない潜りを繰り返しているのを母親も恋人も知ってたんだから止めろよ。特に恋人!ゆっくり焦らずに認めてもらおうよ…ぐらいは言ってやれ(笑)港のオジィとかも見てないで止めてやれ。それを事故が起こった後でアイツの所為だ…とか責任を擦り付けるのもなんか違和感が。後、不特定多数との行為は子供が出来なきゃいいってモンでもないよねぇ~高校時代とかも避妊大丈夫だったんか?とかまあ色々ツッコミを入れながら読み終わりました。個人的に大介はババ引いたな~って感想です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2018年3月2日
読了日 : 2018年3月2日
本棚登録日 : 2018年3月2日

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